オーストラリアトリップその4

Shyamaに別れを告げメルボルン空港から一路ゴールドコースト空港へ。

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スナッパーロックスからグリーンマウント一帯の波は良さそう!

友人の結婚式がこの辺りであったらしく、良いタイミングでエリスが迎えに来てくれました。

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エリスの家まではここから約4時間。途中様々なスポットがあるのでとりあえず南下しながらどこかでやろうと言うことになりました。

このカレー屋さんもそのスポットの一つ。バイロンとブロークンヘッドの中間辺りにある私たちも大好きなカレー屋さん。エリスはこの辺りで育ったらしくソウルフードだそう。ちなみにこれで小サイズです。

その後Ballinaのラミネーターのところでテストボードをピックアップ。

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5フィンプラグのLite Kite5’8と7’6のLite Kite。

結婚式に向かう行きに預けて3日で仕上げてくれたそうです。凄い、、

途中あちこちチェックしながらも結局昨年やったメローなポイントブレイクに夕方到着。

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長旅で疲れている私達に気を遣ってくれました。

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7’6も早速乗っちゃおうと。いきなり私が乗ることになりました。

Lite Kiteは7’6もあると恐ろしい滑り出しの速さになります。しかしコントロール性能は6’10くらいに感じます。Kiteは素晴らしいプラットフォームです。

皆で波乗りしたので画像はございませんがどんなに良かったかは下の写真でご想像ください。

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夜、家に着き寝たかと思ったらもう朝。

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昨年来た時に比べ庭の住人が増えていました。

ヨギーニの朝は早い。

私たちがコーヒーを飲んでいる間にもう1ラウンドする麻子。

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畑も大きくなり野菜がぐんぐん育っていました。

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野菜を挟んだサンドイッチを食べたら波チェックに。

この日は少し足を伸ばしてクレセントヘッドへ。

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万人受けするポイントブレイクを持つクラシックなサーフタウン。美しい国立公園を抜けると気取らない感じの街並みが見えてきます。

メインブレイクで1ラウンドやった後場所を少し移動してみると無人の良いブレイクを発見!エリスも初めてのポイントを貸切りで楽しむことができました。

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エリスはここの波で先日出来上がったばかりのLite Kiteをテストライド。

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ディメンションは 7’6 x 21 1/2 x 2 5/8のクアッド。Hanalei finをセット。

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まるで翼が生えたかのようなライディング。7’6のトライプレーンセミエッジのボトムはフラットセクションも乗り繋げ、クリティカルなセクションでは思い切りショートレングスのようなアクションも。

ムービーはインスタグラムでどうぞ。

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7’6にかなりの手応えを掴んだようです。

自らシェイプした板で最高に気持ち良いライディングができるのは本当に幸せでしょう。ちなみにウェットスーツは私のお下がりのRIDEオリジナルウェットスーツをもう3年くらい、気に入って着てくれています。柔らかく動きやすいのが最高だそう。自分でボンドで修理しながらボロボロになるまで着てくれています。

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私は8’0のSmoother Hull。シングルフィンのこの板も素晴らしい。エッジは無くDisplacement Hullボトム。動きの面ではHanaleiのクアッドが装備されたLite kiteに軍配が上がりますがよりナチュラルでスムーズなフィーリングはこちら。何にもしなくても気持ち良いです。

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まさになんもせーへん。

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日暮れ時はローカルタイム。面ツルを狙ってイルカたちが波乗りに来ました。さすが良いセクションを知っています。ドロップインも気にせず思うがままに皆で同じ波をシェアしていました。

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この日は素晴らしい思い出に残る一日となりました。

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その5へ続く。

George Greenough ECHOES上映ツアー開催!

ジョージ・グリーノー監督『ECHOES』

特別上映会開催決定!!

全国6会場で上映いたします。全ての会場には私、柴田も同行いたしますので是非皆様お越しの上お声かけください。ご予約は各会場までお早めにどうぞ。

RIDEでは6/7金曜日に開催いたします。メール、電話、Instagram DMでRIDE柴田までご予約をお願いいたします。

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ジョージ・グリーノー氏は『ECHOES』の 50周年を記念してオリジナルの映像とサウンドトラックを4Kにリマスターしました。
『ECHOES』を含めた6本の作品中5本を氏が製作したショートフィルムで構成されており、チューブの中を氏自ら駆け抜け収録した当時の映像が収められています。
『ECHOES』は氏の1973年の名作『Crystal Voyager』のグランド・フィナーレを飾った作品で、およそ8kgのカメラを背中に縛り付けてチューブの中を撮影した画期的な映像は当時の観客を魅了しました。この映像を初めて見た当時のサーファー達が、どのような影響を受けていたのか、この機会に改めて皆様とともに考えてみたいと思っています。『ECHOES』の22分にも及ぶ圧巻の編集は、あなたをレノックス・ポイントの特別な日にタイムスリップさせてくれることでしょう。ピンク・フロイドのサウンドトラックとシンクロする映像美、まさにビジュアルとサウンドの融合がもたらすポジティブなネクストレベルのエネルギーを是非ご堪能してください。
また、今回の上映会に伴い、氏の系譜を受け継ぐシェイパーでもありアーティストでもあるアンドリュー・キッドマン監督・撮影作品『EARTH BALL』(日本語字幕付き18分)の上映も予定しております。
なお、各会場では、アンドリューのアートが背中に描かれ、左胸にグリーノー氏の記念ロゴ、そして左袖にBIG SKY LIMITEDの刺繍が入った数量限定Tシャツも販売しま
す。
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【ご注意事項】
各会場とも定員制となっております。満員の場合はご入場をお断りする場合がございますので、予め各会場にお問い合わせいただき、必ず事前登録のご連絡をお願いいたします。
●GET IT BY THE WINGS・・ジョージの家に侵入したスズメバチをジョージが素手で捕まえるショートクリップ
●HEADS・・・・・・・・60年代後半、多彩な活動をするサーファー達を撮りまとめたミュージッククリップ
●WIPEOUT・・・・・・・“ECHOES”と”Coming of the Dawn”に登場するジョージの水中カメラアングル(本人解説付き)
●DEEP TUBE RIDING・・“ECHOES”に登場するジョージの水中カメラアングル(本人解説付き)
●ALL I FOUND・・・・・60年代後半、当時のレノックス周辺等を撮りまとめたミュージッククリップ
●ECHOES・・・ジョージが撮り溜めたベストチューブライディングにピンク・フロイドが楽曲をフィーチャリングするサーフムービー
●ECHOES & GEORGE GREENOUGH Experience●
「ECHOES」 日本語字幕付き48分
監督・撮影:ジョージ・グリーノー
音楽:ウィル・コナー、バンド・オブ・フリークエンシーズ、ピンク・フロイド

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昨年訪問した際のGreenoughさん。

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各会場で皆様にお会い出来ますことを楽しみにしております。

柴田

furrow取扱開始

RIDEではChristine Brailsford Caroがシェイプするfurrow Surf Craftの取扱を開始いたしました。

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今までもカスタムオーダーは度々受け付けておりましたが、今回初のストックボードを揃えることとなりました。

「伝統的なハルデザインに出会ったのは、2010年、夫マニュエル・カロの紹介だった。彼は5’10 “のBullet 2+1を持っていて、Marc Andreiniのスタビーも貸してくれたし、Mandalaレーベルでシェイプしたトラディショナルなハルやスタビーもいくつか持っていた。これらのボードに乗るのは初めてだった。 リフト、トリム、スピードの新しい中毒的な感覚に私の心を開いてくれた。

それ以前も、そして今日に至るまで、私はショートボード革命のボードにインスパイアされている。 子供の頃、ルケーディアにあるロングボード・グロットというショップに行くと、奥の部屋には1960年から1979年頃の中古ボードが壁一面に並んでいた。ピンテール、ウイングピン、ダブルウイング、フィッシュ、ダウンレール…。 また、本や古い雑誌でボードやデザインを研究した。私が作るボードやデザインは、これらすべての感覚と、波乗りに対する私なりの考え方や視点を組み合わせたものです」

画像と文章はFurrowのWebsiteから引用いたしました。

10年以上も前になるでしょうか。私も良くカリフォルニアを訪れてはマニーさんのお宅にお邪魔し、Christineを含めた皆でビールを飲みながらEvolutionを見てその時代を研究したのを思い出します。初期の頃のChristineは夫であるマニーさんのシェイプとはあえて違うシェイプになるよう試行錯誤していたように感じますがここ数年のシェイプにはもうそんなこだわりもなくなり真実を追求するかのような研ぎ澄まされた、自分自身を素直に表現するようなシェイプに変わったように感じられます。パイポの制作やCarving、ハンドドローイングなどアーティストとしても活躍してきた彼女のセンスはサーフボードシェイピングにも確実に活かされています。

今回入荷したのはこの4本。

一番左は6’6のFroyd Pepper。カスタムオーダーです。

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左から二番目からはストックボードになります。まずは丸いノーズのFroyd Pepper Longo7’4

ゆるやかなコントロール、スケーターのような楽しいターン、グライドとトリムを保ちながらのレスポンス。Longoはノーズアウトラインがよりフルで、全体的にフラットなロッカー。エンシニータス周辺の混雑したスポットでサーフするためにデザインした。

Longoの素晴らしい特徴のひとつは、トリムしてセンターからターンしたり、テールからスリングショットでカットバックしたりできることだ。どんなサーフィンをしてもスピードが落ちないし、2つの間で妥協しているようにも感じない。私はロングボードやミッドレングスに適した波のときに乗りたい。ロングボードでできることはほとんど何でもできるけど、短い長さの利点はすべてあるんだ。

インスピレーション
5’10’のフロイド・ペッパーに乗った後、そのフィーリングをオールラウンドなミッドレングスに広げ、足首から肩までの高さの混雑したリーフやビーチブレイクでサーフしたいと思った。マレットのヘアスタイルのように、このボードは前がビジネスで後ろがパーティーだからです!フロイド・ペッパー・ロンゴは、よりフラットなロッカーとワイドなフルノーズで、足首の高さ以上の波から基本的に何でもキャッチできる、より使いやすいレールラインをボードに与えている。

センターからクルージングしてトリムするのが好きで、テールを少しバックさせるだけで、楽しいハイラインから、波が許せばスリングショットのカットバックまで、まるでもっと短いボードのような超反応を見せる。どんなサーフィンをしようと、スピードが落ちたり、2つの間で妥協しているようには感じない。フロイド・ペッパーのように、LONGOはフィッシュのようにスリップしたりスピードが落ちたりしない8の字ターンができる。LONGOのボトムコンツアーは、ロールしたノーズエントリー、シングル〜スパイラルVeeコンケーブが特徴。

左から三番目はWilderness Explorer 7’6

ミニグライダーのようなミッドレングスボード。ボトムは主にトライプレーン形状からVへと移り変わるクラシックな雰囲気を纏っていますが、中盤以降のストレートラインは長く、幅も20 1/2とややシャープでボトムコンツアーと相まってスピードを重視したデザインとなります。ラウンドしつつ絞ったテールは入力に対する反応が良く、素直に板が反応してくれるでしょう。

右はLabyrinth Twin 7’10 

ラビリンスツインは、ラビリンスデザインの最新モデルです。トライプレーンハルとシングル〜スパイラルVeeボトム、おなじみのロッカーとアウトラインの組み合わせ。このボードはテイクオフ時にロケットランチャーのような感覚を味わえる。最大限のダウンザラインスピードとクイック、スムース、エフォートレスなターン。

Labyrinthモデルは、1969年のサーフムービー “Evolution “に登場するウェイン・リンチのボードにインスパイアされた、ワイドなポイントバックの “ダブルエンダー “シングルフィン。ほとんどのコンディションに対応するパーフェクトなボード。ボードの中央に立つだけでスムーズで簡単なカットバックができ、トリムスピードも速い。細めのノーズがスウィングウェイトを軽くし、ボリュームを損なうことなく反応性を高めている。純粋に楽しく、楽にサーフィンできる!

このボードはもともとフロントサイドのポイントブレイクでサーフするためにデザインしたが、ビーチブレイクでも非常に万能なボードであることを発見した。ボトムロッカーはノーズのメローなハルエントリーから始まり、シングルコンケーブからダブルコンケーブのVeeへと流れていく。

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ダイナミックなトライプレーンボトム。

また入荷したツインフィンモデルにはTrue Ames社のFurrow originalのHigh Aspect Twin Finが付属いたします。キールとアップライトツインフィンの中間より少しアップライトよりの感じです。

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全ての入荷モデルは全てフラット気味なロッカーを持ちスピード、グライド性能に優れ、かつそれぞれの乗り味にはっきりとした個性を持たせたモデルです。Furrow surf craft、ぜひ一度お試しください。

上記ストックボードはオンラインショップにもアップいたしました。

カスタムオーダーもご相談ください。

オーストラリアトリップその3

トーキーでのステイも一週間ほどが過ぎこの日がここでのラストサーフィン。

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ベルズのすぐ隣のウィンキーポップも良さそうでしたが、週末ということもありキッズたちで盛り上がっていました。

私たちはベルズでやる事に。

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私は今回のお気に入りとなった6’10。シャイマはテストボードの5’4だったかな?のMicro Egg Twin。

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素直に反応してくれるとても気持ち良い板です。

シャイマは絶好調でした。

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この日のシャイマのムービーはインスタグラムにアップいたします。とにかく決めまくっていました。

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天気も良く、最後はとても良いセッションで締めくくれました。

次回はこんな波に出会えたら

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この写真は私たちが到着する前の日だそう、、

シェイプルームに戻り今回乗った板についての私からのフィードバックを伝え、次のストックボードのオーダーをしました。

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またインタビューも収録。編集が完了したら公開いたします、

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初のヴィクトリア、トーキーは素晴らしい体験となりました。

さて、次の目的地へ向けまずはゴールドコースト空港へ。

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その4へ続く。

オーストラリアトリップその2

翌日、ロングボード向きのメローなポイントブレイクが良くなりそうだからと。

シャイマが案内してくれました。

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とは言え胸肩セットは頭くらいあります。南極からのうねりは強弱ありつつも途絶えることなくいつも届く様で、風さえ合えばこのエリア、トーキーには30分圏内に数え切れない程のブレイクがあります。ベルズばかりが有名ですがこのような波のスポットも多く存在するのです。クイックシルバーやリップカールなどの本拠地でもあり、古くから波乗りが盛んであった理由もわかります。

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このポイントにはShyamaがサポートしているチームライダーのロガーたちも集まってセッション。私も9’10?のグライダーをテストライド。

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どこまでも乗りつなげるグライダー。コントロールもしやすいシャイマのシェイプは最高です。

昼にはCabinに戻りランチタイム。

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風が吹いたらベルズ周辺のトレッキングルートを散歩。

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翌日は1時間ほど走ったところにある隣町Lornへ。

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ここも無数のブレイクが。

リバーマウスとポイントのミックススポットで1ラウンド。

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私は6’10のmini glider。ShyamaはGlider。

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日本のトリップで影響を受けて使い始めたというボードスタンド。

物を大切に扱うシャイマです。

サイドオンショアが吹いていましたがしっかりとフェイスが張った良い波で岬沿いにロングライド出来ます。

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グライダーとは思えないマニューバーを描けるのがシャイマのグライダー。ピボットではなくレールを使ったターンが楽しめます。

6’10も調子良く、日本の波にもマッチしそうです。

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合流したDarcy Day(左)はシャイマの良き友人でシェイパーでありシャイマの板のサンディングも手伝ってくれています。波乗りもめちゃウマでした。

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風が強くて波乗りができない日があって

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お母さんのスタジオでヨガのクラスを受けました。

ちょっときつめでしたが、、

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オーストラリアはどこの街でもオーガニックフードを販売する店が必ずあります。とても良い環境です。

レストランはまあまあ高いので自炊メイン。

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普段はなかなかゆっくりする事がない私もここでは。

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シャイマが貴重な板を見せてくれました。

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Wayne Lynchの60年代のシェイプにアーティストであるシャイマのお父さんがペイントしたもの。数本シェイプされたレプリカの内の1本という事です。Wayne Lynchが10代の頃、エルロロと360°ターンをするためにシェイプしたというエピソードが残っています。ノーズにはジミ・ヘンドリックスのデビューアルバムのタイトルが書かれています。

シャイマのお父さん世代がこの地でショートボード革命を始めた当事者たちでもあります。たくさんのストーリーが語り継がれシャイマたち若い世代のシェイパーたちにもそのスピリッツは引き継がれ今もそのシェイプに宿っています。

初めて訪れたトーキーの街には長い時間をかけて作られたサーフカルチャーを感じる事ができました。明日はこの地でのサーフィン最終日。そしてエリスのいるニューサウスウェールズ州ノースコーストへ。

その3へ続く。

オーストリアトリップその1

3月中旬、Shyama, Ellisに会いにオーストラリアへ。

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何度もオーストラリアへは行きましたが今回は念願叶ってベルズビーチで有名なトーキーへ。

水が冷たいのでは?とかいつも波がデカイのでは敬遠していましたがどうやら初秋くらいまではブーツもいらずにできると。またロングボード向けのうねりを交わすところもあるからとShyamaに聞き決心。

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ケアンズで一度乗り換えエルボルンに到着!実は今回板無しという新たな試み。テストボードを借りる手筈。

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来日以来6ヶ月ぶりに会うShyamaは髪が伸びていました。

まずは腹ごしらえ。カフェ文化が盛んなメルボルンのダウンタウン。美味しいベジタリアンフードが食べきれないくらいのてんこ盛りでした。

大都会です。この少し危なそうな感じはかなり好きです。

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音楽やグラフティも盛んなアートの街でもあります。そして1時間弱のドライブで大自然の中へ行けるのも魅力。

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Shyamaのお母さんはメルボルンから1時間ほどのベルズビーチのそばでヨガスタジオを運営しています。

その敷地内にシャイマのシェイプルームとゲストハウスがあります。

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素晴らしいゲストルーム。

ステファニーギルモアもベルズの大会期間中に泊まったとか。

荷物を下ろしシャワーを浴びてさっぱりしたところでシェイプルームへ。

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シェイプルームの入り口には建設中のショールームも。

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ショールームは完全に出来上がっていませんでしたが綺麗な板がたくさん並んでいました。今回シャイマのところには一週間くらいの滞在ですが、まずはその間借りるテストボードを選びました。

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板選びが済み、早速波チェックへ。初ベルズは風が合っていなかったものの無人で頭くらい。前日がThe Dayだった様で空いています。

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私は6’10のウィングスワローシングル。

シャイマは黄色い6’3のSB Twin step up。

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実は私が借りたのはおニュー。

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波は厚く見えますが非常にパワフル。

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何度も映像で見てきたクラシックポイントに入るのはとても緊張します。優しいシャイマが導いてくれました。

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さすがはローカル。知り尽くしています。

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ウィングスワローはとても速く、コントロールもしやすく、シングルとは思えないグリップとドライブが楽しめました。シェイマの板に共通する特徴であるソフトなレールは引っかかりが少なく、ラフな面でも気にせずにコントロールできます。

長旅で体が重いですが海に入るのが一番。

自分にしたらとても良い波ですが無人。恵まれた環境です。多分これくらいのコンディションでは誰もやらないのでしょう。

素晴らしい初日を終え、明日からの日々を楽しみにぐっすりと大自然の中に佇むキャビンで眠りにつきました。

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その2へ続く。

Ryan Burch, Derrick Disneyストック入荷

今年初のRyan Burch入荷。

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Ryan Burchを扱い始めて随分と時間が経ちました。一緒に鹿島に波乗りに行った時にはまだその存在もそれほど知られていない時代。すでにSquit Fishはシェイプしていて、初めて乗った時にはその性能にびっくりしたものです。今までのフィッシュに無い、ドライビーで縦に上がっていく感じ。そして良い波ではまるで生き物かのように感じるその乗り心地は素晴らしいものでした。先人たちから学びさらに自らの波乗りスキルと感性をミックスして出来上がるBurchにしか出来ないシェイプです。

今回入荷した個性際立つ4本。短い方はRound Nose Squid Fishの5’6と5’10。Squitの幅を広げ、テール幅も広くなりノーズはラウンド。スモールから楽しめる日本の波に適したモデルです。あまり短すぎると弱い波では扱いづらいのでやや大きめでオーダーした5’6。そして大柄な方や年齢を重ねて俊敏な動きは難しくはなってきたものの短い板の乗り味が好きなご年配の方でも楽しめる5’10。

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5’6はテールがフレックスする様ストリンガーレスに。

そして長い方はBig-O Squid Fish。7’6と7’10。

かなりしっかりとした胸下のボリュームがあります。が、ノーズとテールは比較的薄め。取り回しの良さが想像できます。スモールでもグライドし、トリムもイージー。

大きな波の日にはリーフブレイクでタイフーンセミガンとして使っても楽しいでしょう。サイドカーブのグリップでツインキールとは思えないターン時の安定感もあります。サイドカーブはテールエリアのボリュームも軽減してくれますので大きな波でスピードがついた状態でもテールを沈めやすく、コントロールしやすいデザインです。スノーボードの様な大きなラインを拾い斜面に刻むのも気持ち良いでしょう。

 

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Derrick Disneyのシングルフィンミッドレングス。Mini Gliderの6’10と7’10も入荷いたしました。

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とてもシンプルに見えるシングルフィン。ボリュームも十分あり自重を生かしたナチュラルな落下が気持ちよく、それでありながらワイですとポイントを下げたアウトラインとロール、Vスライトコンケーブで構成されるボトムで、意外や意外。入力に対してクイックな反応も見せてくれます。スモールでは軽いスィングウェイトを生かしたシングルならではのピヴォットターンが楽しめ、大きなフェイスではレールを長く使ったターンも楽しめます。個人的にはシングルフィンミッドレングスでは現時点ではこのモデルが一番好きです。長く乗ることを考えれば価格もリーズナブル。黄ばんでリペアだらけになるまで乗り込みたいですね。

4/21まで1日だけですが延長したお得なストックボードキャンペーンに急遽仲間入りしたBurchとDerrickの6本。ぜひ!

オンラインショップからも21日までなら通常よりお得な価格でご購入いただけます。

a letter from Manny

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次回入荷予定のストックボードの完成のお知らせがMandala Custom Shapesのマニーから来ました。メールでは彼が今とても気に入っているVimanaについて興奮した様子で語っています。またTwinzerも強くお勧めしています。サンフランシスコ時代の師匠からフィンプレイスメントの秘伝のレシピを授かっているマニーさんのツインザー。こちらもかなり調子がよさそうです。

私も最近では波に関わらずツインザーを使う機会がとても増えています。速く、グリップも良いのに程よくルース。この感覚は乗ってみないとわからないです。確実にコントロールできるという安心感があり小さな日からリーフブレイクの大きめまでカバーします。ライディングもハイパフォーマンスと気持ち良いグライドの両方のスタイルに対応してくれます。

以下マニーさんからのメールです。

こんにちは、コージ、

返事をくれてありがとう。 今日、プロモーション用と写真アーカイブ用に、いくつかのボードの写真を撮るつもりだよ。 トライプレーンのコンケーブは微妙に見えるけど、とても効果的なんだ! テストボードに乗るのはとても楽しいし、スピードと船体の感覚すべてが相まって信じられないほどだ!さらに、このデザインなら従来のディスプレースメント・ハルよりもずっとハードなターンを刻むことができる。 このボードには、Volanの9インチ・リドル・ナローベースのようなナローベースのフィンをお勧めする。

ここカリフォルニアではツインザーがとても熱くなっているので、日本の皆さんにもツインザー熱を感じてほしいですね! トゥルー・エイムズとポッサム・マガジンの人たちと新しいツインザー・フィン・テンプレートのビデオコンテンツのプロジェクトを進めているので、また近々お知らせしますね。

ありがとう!

マニー

あとは発送を待つばかりの次回入荷分です。カラーは全てクリアです。

6’3” Arc-Swallowtail Twinzer
6’5” Stubbie Twinzer
6’1” Vimana Hybrid Hull 2+1
6’3” Vimana Hybrid Hull 2+1
7’2” Jam Karet Twinzer
7’4” Jam Karet Twinzer

 

ストックボードキャンペーン開催!

ストックボードがお得に購入できる期間限定のキャンペーンを開始いたしました。

滅多にないチャンスですので是非皆様のご利用をお待ちしております。

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期間: 4/5より4/20まで

キャンペーン内容:

オンラインショップ

・お振込みによる決済の場合 →消費税、送料サービス。

・PayPalご利用クレジットカード決済の場合→elephant x Rideソフトケースサービス。

店頭

・現金でのお支払いの場合→

消費税、elephant x Ride ソフトケースサービス。

・クレジットカード、QRコード決済の場合→elephant x Rideソフトケースサービス。

サービスケースはオンラインではこちらでお選びして同梱、発送いたします。

店頭の場合はカラーをその場でお選びいただけます。

※カスタムオーダーボード、ユーズドボードはキャンペーン対象外となります。

ご不明な点などお問い合わせ下さい。

24-25 Gentemstickご予約について

Gentemstick来期24-25モデルが発表になりました。

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ご予約の締切は2/29日。

お電話、メール、Instagram DM、もちろん店頭でも受付いたします。ご予約の際には内金として現金にて¥30,000をお申し受けいたします。店頭にて、もしくはお振込にてお支払いください。

納期は9月から11月を予定しております。締切後はRIDEのストック、もしくはメーカー在庫からのご予約となりますが、ご希望のモデルをご用意できなかったり、納期も年明けとなることもございます。ぜひ締切前のオーダーをお待ちしております。

以下実際のサンプルになりますがここからカラーなどが変更になります。実際の商品は上のカタログ通りのカラーになります。ご注意ください。

画像の最後にサンプルから本製品への具体的な変更点を記しました。ぜひご確認ください。

2425_gentemstick 展示会_1_tt158_tt160_tt165 2425_gentemstick 展示会_2_tt165ws_tt168_slasher2 2425_gentemstick 展示会_3_trinity_zephyr 2425_gentemstick 展示会_4_magic38_speedmaster_impossible 2425_gentemstick 展示会_5_floateruni_floater 2425_gentemstick 展示会_6_mantaray142_mantaray145 2425_gentemstick 展示会_7_babymantaray148_babymantarayhf_mantaray149 2425_gentemstick 展示会_8_mantaray154_mantaray156_giantmantaray159 2425_gentemstick 展示会_9_babystingray151_stingray155 2425_gentemstick 展示会_10_xy153_xy157 2425_gentemstick 展示会_12_rocketfish_rocketfishhp_rocketfishhpsf 2425_gentemstick 展示会_13_midfish_barracuda_barracudahp 2425_gentemstick 展示会_14_bigfish_superfish_superfishcloudliner 2425_gentemstick 展示会_15_rocketfishocl_midfisholc_bigfisholc_superfisholc 2425_gentemstick 展示会_16_flair_hornet 2425_gentemstick 展示会_17_thechaser_thechaserhp_flyfisk 2425_gentemstick 展示会_18_spoonfish_spoonfish146_spoonfish152 2425_gentemstick 展示会_19_mountainraser_flyingcarpet_mermaid_drifter 2425_gentemstick 展示会_20_titti118_jalka125_lohi132 2425_gentemstick 展示会_21_babystingraycs_stingraycs_giantmantarayprocs_xyzcs 2425_gentemstick 展示会_22_flaircs_thechaserhpcs__flyfiskcs 2425_gentemstick 展示会_23_powderstick

※今回制作した、24-25 FLAT CAMBER 、BIG MOUNTAIN  、FLOAT DECKのサンプルのカラーがうまく出ていなかった為下記の通り変更になります。

基本的にはカタログのカラーになるように調整いたします。

FLAT CAMBER
・TT158 :色を濃くし、ティントクリア感を出します。テールよりにデザインされたパッチを出します。
・TT160 :色を濃くし、ティントクリア感を出します。テールよりにデザインされたパッチを出します。
・TT165 CLASSIC :ブルーを強く濃くし、ティントクリア感を出します。テールよりにデザインされたパッチを出します。
・TT165 softflex  :色を濃くし、ティントクリア感を出します。テールよりにデザインされたパッチを出します。
・TT168  :ティントクリア感を出す。テールよりにデザインされたパッチを出します。
・SLASHER2 :色を濃くし、ティントクリア感を出します。テールよりにデザインされたパッチを出します。
BIG MOUNTAIN
・TRINITY :色を濃くし、ティントクリア感を出します。
・ZEPHYR :現サンプルのカラーを採用します。
・MAGIC38 :現サンプルのIMPOSSIBLEのカラーに変更
・SPEEDMASTER :現サンプルのMAGIC38のカラーに変更
・IMPOSSIBLE カタログのカラーに寄せて作り直しになります。
FLOAT DECK
・FLOATER162 :色を濃くし、ティントクリア感を出します。
・FLOATER153UNI:色を濃くし、ティントクリア感を出します。

23-24から24-25への仕様変更点
・アウトラインコアに使用しているハイブリットサイドウォールのABS樹脂が白から黒へ変更となります。
・ALTERNATIVE、THE SNOWSURF、KIDS STICK 及び INDEPENDENT SERIES ( BABY MANTARAY、BABY MANTARAY HF、MANTARAY154、STINGRAY155、INDEPENDENT STICK、POOLDECK を除く)の23-24製品から24-25サンプルのサイドウォールは無塗装ですが24-25製品はクリア塗装仕上げになります。
・XYのアウトラインエッジ周りのグラフィックは半透明仕上げになります。